【10月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は17日、グループH第3節が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の一戦は1-1の引き分けに終わり、守護神ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)が後半に好セーブを2本披露したトッテナムが貴重な勝ち点1をつかんだ。

 試合はトッテナムがラファエル・バラン(Raphael Varane)のオウンゴールで先制したが、レアルもクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のPKで前半のうちに追いつくと、その後はスコアが動かなかった。両チームはこれで勝ち点を7に伸ばし、決勝トーナメント進出へ順調に前進している。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は「ウーゴは素晴らしかった。大きな勲章にふさわしい。きょうは実力を発揮し、世界有数のGKたるゆえんを見せた。試合内容も素晴らしかった。プレーでも、信念でも、選手たちをたたえなくてはならない」とコメントした。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「ホームで勝てなかった以上、満足とは言えないが、われわれのケイロール・ナバス(Keylor Navas)と相手のロリス、きょうは二人の偉大なGKがいた。ときにはそれを受け入れなくてはならないこともある」と話した。

 両チームは11月1日、今度はウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でグループ首位の座をかけて対戦。アポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)とボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は同日1-1で引き分け、どちらもレアルとトッテナムから勝ち点6差と大きく離されている。(c)AFP/Kieran CANNING