【10月16日 AFP】17NFLは15日、第6週の試合が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)のQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が右鎖骨を骨折し、今季絶望となる可能性が出てきた。チームも10-23でミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)に敗れた。

 敵地でバイキングスと対戦したこの日の試合まで、今季リーグトップタイとなる13本のタッチダウンパスを記録していた33歳のロジャースは、第1クオーターでLBアンソニー・バー(Anthony Barr)から激しいタックルを受け、利き手側の右肩から転倒。その後のレントゲン検査でけがの程度が判明した。

 パッカーズはツイッター(Twitter)に投稿した声明で「QBアーロン・ロジャースが右鎖骨を骨折した。今季残り試合を欠場する可能性がある」と発表している。

 2011年に行われた第45回スーパーボウル(Super Bowl XLV)でパッカーズを14年ぶりの優勝に導き、最優秀選手(MVP)に輝いたロジャースは、2013年にも左鎖骨を骨折し、当時は7試合を欠場していた。

 先週のダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)戦ではロジャースがパッカーズの劇的勝利に貢献し、チームも今季無敗のカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)に次いで今季リーグ2番目の成績を残していた。

 しかし、この日の敗戦で4勝2敗と成績を落としたパッカーズは、所属するナショナル・カンファレンス(NFC)の北地区でバイキングスと並ぶ首位タイとなっている。(c)AFP