【10月16日 CNS】中国最大のビットコイン取引所BTCChinaは10日夜、中国人民銀行など七つの委員会が発表していた「仮装通貨発行融資のリスク防止に関する公示」に従って、積極的に国家の監督管理に応じ、北京時間30日正午に現金の引出し業務を停止するとを発表した。

 CNSの取材によると、BTCChinaはすでに9月27日正午にデジタル資産管理機能と、人民元のチャージ機能を停止しており、9月30日正午にはすべての取引業務を停止している。9月14〜15日にBTCChina、火幣綱(huobi.com)、OKCoin幣行(OKCoin)、雲幣綱(yunbi.com)など、各社ビットコイン取引所が相次いで9月30日にすべての取引業務を停止することを発表していた。

 業界内では、多くのプラットフォームがビットコインの取引所を停止しているが、ビットコインのリスクが消えたということを意味することにはならないみられている。また、中央財経大学金融法研究所の黄震(Huang Zhen)所長も、国内でビットコインの取引所が閉鎖した後は、恐らく相当数のビットコイン取引が海外へ移転するのではないかとも指摘している。(c)CNS/JCM/AFPBB News