【10月15日 AFP】女子テニス、香港オープン(Prudential Hong Kong Tennis Open 2017)は14日、シングルス準決勝が行われ、大会第7シードのダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)は6-0、7-5でジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)を下し、決勝に進出した。

 ガブリロワは15日の決勝で、こちらも中国の王薔(Qiang Wang、ワン・チャン)に6-3、6-4で快勝したアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)と対戦する。

 ツアー初の準決勝で気負ったブレイディを相手に、サービスゲームではわずか4ポイントを落としただけという22分間の速攻で第1セットを先取したガブリロワは、6度のブレークを奪って試合をものにした。

 一方でパフリュチェンコワは、世界ランク48位王に3度のブレークを許すなど、わずかに苦しんだ。それでも同21位につけるパフュリチェンコワは、大会期間中にインフルエンザのような症状に悩まされている王を抑え込むには十分な攻撃力をみせた。(c)AFP