【10月15日 AFP】女子テニス、天津オープン(2017 Tianjin Open)は14日、シングルス準決勝が行われ、元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-3、6-1で彭帥(Shuai Peng、ポン・シュアイ、中国)を退け、薬物摂取による15か月の資格停止処分後では初めてとなる決勝に進出した。

 復帰から7大会目となった天津オープンにワイルドカード(主催者推薦)で出場しているシャラポワは、全力で彭帥を打ちのめし、1時間18分で勝利を収めた。

 多くの地元ファンを前に、能率的なシャラポワは4つのブレークを奪うと、自身のサービスゲームをすべてキープし、最後は冷静にクロスコートのフォアハンドショットで準決勝を締めくくった。

 2015年5月に優勝したイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2015)以来となる決勝でシャラポワは、世界ランク102位のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)と対戦する。サバレンカは同日の試合でサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)に6-1、6-3で勝利した。(c)AFP