【10月14日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するトロ・ロッソ(Toro Rosso)は13日、ピエール・ガスリー(Pierre Gasly)の代役として、ニュージーランド生まれのブレンドン・ハートレー(Brendon Hartley)が、17F1第17戦米国GP(United States Grand Prix 2017)でF1デビューを飾ると発表した。

 フランス人ドライバーのガスリーは、苦心するダニール・クビアト(Daniil Kvyat)の代役として、スーパーフォーミュラから2週間前にトロ・ロッソに加入した。ガスリーはスーパーフォーミュラのドライバー選手権争いで首位を0.5ポイント差で追いかけており、米国GPと同日に日本で行われるシーズン最終戦に出場することになった。

 6月に行われた第85回ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2017)を制したハートレーは2009年にトロ・ロッソでテストを行っており、自身初のF1挑戦のチャンスを手にして大喜びしている。

 ハートレーはトロ・ロッソのホームページ上で「最高の気分だ。F1に到達するという願いと子供のころからの夢を諦めなかった。レッドブル(Red Bull)とポルシェ(Porsche)に大きな感謝を伝えたい」とコメントしている。

 ニュージーランド人ドライバーのF1参戦は、マイク・サックウェル(Mike Thackwell)氏以来33年ぶりとなる。(c)AFP