【10月15日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは14日、第8節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は1-2でワトフォード(Watford FC)に敗れ、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督はチームは「恥ずべき」PKの被害者だと不満をあらわにした。

 前半にペア・メルテザッカー(Per Mertesacker)のゴールで先制したアーセナルだったが、後半にニール・スワブリック(Neil Swarbrick)主審はエクトル・ベジェリン(Hector Bellerin)のリシャルリソン(Richarlison)に対するプレーで笛を吹き、ペナルティースポットを指さした。

 映像ではリシャルリソンがわずかな接触を最大限に生かして倒れたように見えたが、ワトフォードはこのPKをトロイ・ディーニー(Troy Deeney)が決めて同点とした。

 アーセナルは試合終了間際にトム・クレヴァリー(Tom Cleverley)に決勝点を奪われ、公式戦8試合ぶりの黒星を喫した。ベンゲル監督はPKの判定に怒りを隠さず、「恥ずべき判断だが、われわれに何ができるというのか?何もできない」と吐き捨てた。

「おしゃべりを続けることはできるが、最後に得点したのは彼らだった。2点目を奪える状況はたくさんあったが、それができなかった」

「結局、われわれは不運だった。話にならないPKの判定だったからだ。そのあと最後は少しパニックに陥った。ボールを相手に渡す必要はなかった」

 この結果、アーセナルと首位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差は9となり、ベンゲル監督は後半のだらしないパフォーマンスのつけが回ったと認めている。

「後半はレベルが落ちてしまった。何度も得点チャンスがありながらも流動性を欠いた」(c)AFP