【10月15日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは14日、第8節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)のゴールでボーンマス(AFC Bournemouth)に1-0で勝利し、暫定的本拠地のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で今季初勝利を挙げた。

 ベストな状態ではなく、波にも乗り切れていないトッテナムだが、マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督にとっては歓迎すべき白星になるだろう。チームは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)でレアル・マドリード(Real Madrid)とのアウェーゲームを17日に控えており、スペインから手ぶらで帰らないためにはギアをひと段階上げなければならない。

 ポチェッティーノ監督は代表戦によるリーグ中断明けの試合前に、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督を口撃して注目を集めていた。

 ポチェッティーノ監督はトッテナムを「ワンマンチーム」と評したグアルディオラ監督は敬意を欠いていると非難した。グアルディオラ監督はハリー・ケイン(Harry Kane)のことを指したと思われるが、同選手は9月に代表戦と合わせて計13得点を稼いでいるため、グアルディオラ監督の指摘を頭から否定することは難しい状況となっている。

 ポチェッティーノ監督は、優勝を争うライバルとの差を縮めるためにはほかの選手の奮起も必要としている。トッテナムがタイトル争いに加わるためには、勝ち点を取りこぼしたバーンリーFC(Burnley FC)戦やスウォンジー・シティ(Swansea City)戦のような試合を繰り返す余裕はなくなってきている。(c)AFP/Darren Witcoop