【10月15日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは14日、第8節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は1-2で最下位クリスタルパレス(Crystal Palace)に敗れた。

 ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督が指揮を執るパレスは、前半11分にヨハン・カバイェ(Yohan Cabaye)が今季チーム初得点となるオウンゴールを誘発させると、本拠地セルハースト・パーク(Selhurst Park)は一気に開放的なムードに包まれた。

 18分にティエモエ・バカヨコ(Tiemoue Bakayoko)にヘディングシュートを決められてチェルシーに追いつかれたパレスだったが、膝を負傷したハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)との開幕戦以来の復帰となったウィルフレッド・ザハ(Wilfried Zaha)が前半終了間際に決勝点を挙げた。

 依然としてパレスは最下位に沈んでいるが、昨季のドラマチックなプレミア残留を連想させるような今季初勝利により、喉から手が出るほど欲していた浮上のきっかけを手にした。

 代表戦によるリーグ中断期間中の練習でホジソン監督は、シーズン序盤のつまずきでムードが停滞する中、選手からポジティブな兆候が見られると示唆していた。

 一方、チェルシーにとってはリーグ2連覇に向けて手痛い敗戦となった。リーグが中断される直前の試合でマンチェスター・シティ(Manchester City)に敗れており、2連敗で首位シティとの勝ち点差は9に開いた。(c)AFP/Ian WINROW