【10月15日 CNS】8日、中国・雲南民族大学(Yunnan Minzu University)は国内で初めてとなるヨガの修士課程を開設し、10日から生徒の募集を始めた。

 雲南民族大学は2015年6月、中印ヨガ学院を設立。世界で初めて、2か国が共同で作ったヨガ学院だ。

 同大学とインドのスワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団(S-VYASA)が共同で申請した民族伝統体育(ヨガ)の修士課程教育プロジェクトが、中国の教育部の審査に合格した。これに伴い、同大学中印ヨガ学院は2018年度の生徒募集要項の中で、民族伝統体育学専攻にヨガの修士課程コースを増設した。

 中印ヨガ学院の代表者によると、ヨガ修士課程は3年間のうち2年間を中国国内で、1年間をインドで留学し、満了とする。学位授与の条件を満たしていれば、両国から二つの学位証書を授与されるとしている。

 このほか、同学院ではヒンディー語、サンスクリット語などの基礎言語や、インド文化などの課程も開設する。また、ヨガの基本ポーズ、ヨガ哲学、東洋医学の経路学、ヨガ医学基礎、ヨガインストラクター、ヨガ療法、ヨガによるリハビリ・治療、ヨガ解剖学などのコースも順次開設していく予定だという。(c)CNS/JCM/AFPBB News