【10月12日 AFP】17MLBは11日、プレーオフのア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、 ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)はディディ・グレゴリアス(Didi Gregorius)の2本の本塁打などでクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)を5-2で下し、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 敵地クリーブランド(Cleveland)で行われた一戦では、グレゴリアスが初回にソロ本塁打を放つと、3回にも2点本塁打をたたき込み、ヤンキースが3-0とリードすることに成功した。

 5回にはインディアンスのロベルト・ペレス(Roberto Perez)とジオバニー・ウルシェラ(Giovanny Urshela)に適時打が飛び出し、先発C・C・サバシア(C.C. Sabathia)が引きずり降ろされたが、後を引き継いだデビッド・ロバートソン(David Robertson)が後続を併殺に打ち取り、1点のリードを保った。

 ヤンキースは9回、ブレット・ガードナー(Brett Gardner)が12球も粘った末に右前2点適時打を放ってリードを広げると、最後は8回からマウンドに上がった守護神アロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)がしっかりと抑えてセーブを記録した。

 今シリーズでは開幕2連敗を喫するも、最終的に3勝2敗の対戦成績で突破を決めたヤンキースは、13日に敵地テキサス(Texas)で開幕するリーグ優勝決定シリーズでヒューストン・アストロズ(Houston Astros)と激突する。今年のレギュラーシーズンでは、アストロズが5勝2敗でヤンキースに勝ち越している。(c)AFP