【10月10日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は9日、各地で行われ、アントニオ・カンドレーヴァ(Antonio Candreva)が決勝点を挙げたグループGのイタリアは1-0でアルバニアを下し、11月9日と14日に行われるプレーオフで上位シードになることが決まった。

 敵地ロロ・ボリーチ・スタジアム(Loro Borici Stadium)に乗り込んだイタリアはタイトな前半を経て迎えた後半28分、左サイドからレオナルド・スピナッツォーラ(Leonardo Spinazzola)のクロスを受けたカンドレーヴァが、アズーリ(Azzurri、イタリア代表の愛称)通算50試合目の節目でゴール左上にシュートをたたき込んだ。

 しかし、この日までにプレーオフ進出を決めていたイタリアのジャンピエロ・ヴェントゥーラ(Giampiero Ventura)監督は試合後、「(上位シード獲得は)われわれが設定した目標だった。一歩前進したと思うが、試合をうまくコントロールできない状況は続いているし、ボールを失いすぎている」と苦言を呈した。

 一方、すでにグループG首位通過を決めているスペインは同日、アシエル・イジャラメンディ(Asier Illarramendi)の得点でホームのイスラエルに1-0で勝利し、今予選を9勝0敗1分けの成績で締めくくっている。

 各グループ2位のうち、成績上位8か国でW杯への切符が争われるプレーオフの組み合わせ抽選会は、今月17日に行われる。(c)AFP