【10月9日 AFP】17MLBは8日、プレーオフのア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)はクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)との投手戦を1-0で制し、対戦成績を1勝2敗とした。

 田中将大(Masahiro Tanaka)が先発登板したヤンキースは7回裏に先頭打者のグレッグ・バード(Greg Bird)が本塁打を放つと、アロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)が8回途中から登板してセーブを挙げて、敗退を免れた。

 田中は、7回を投げてインディアンス打線を3安打に抑える見事な投球をみせた。投球数92球で7奪三振、1四球とし、インディアンス打線から2度の併殺も記録している。

 バードは、インディアンスの左腕アンドリュー・ミラー(Andrew Miller)の1ボール1ストライクからの3球目を右翼2階席にたたき込み、対戦を9日の第4戦に持ち込んだ。ミラーが今季左打者に本塁打を許したのはこれが2度目だった。

 チャップマンは9回一死の場面でジェイソン・キプニス(Jason Kipnis)の単打とホセ・ラミレス(Jose Ramirez)の内野安打で一、二塁に走者を背負ったが、続くジェイ・ブルース(Jay Bruce)を三振に切って取ると、カルロス・サンタナ(Carlos Santana)を飛球で抑えて試合を締めくくった。(c)AFP