【10月9日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)のアフリカ予選で敗退したガーナが、7日に行われたウガンダ戦の再試合を求めて国際サッカー連盟(FIFA)に異議を申し立てた。ガーナは審判団のレフェリングに問題があったと主張している。

 アフリカ3次予選のグループEで3位のガーナは、7日に敵地カンパラ(Kampala)でウガンダと対戦。ロシア行きの可能性をつなげるには絶対に勝たなくてはいけない試合で終盤にネットを揺らしたかにみえたが、オフサイドでゴールは認められず、そのすぐ後に試合終了のホイッスルが鳴った。

 ガーナサッカー協会(GFA)は「カンパラのマンデラ国立競技場(Mandela National Stadium)で行われた試合の直後、FIFAに異議を申し立てた」とコメントし、審判団の試合さばきについて意見書を提出したことを明かした。

 協会は上記の場面以外にも、後半にPKを取ってもらえなかったことを筆頭に、疑問の残る判定がいくつかあったと主張している。この日の審判団は、主審が南アフリカのダニエル・ベネット(Daniel Bennett)氏、副審がセーシェルのエルドリック・アデレード(Eldrick Adelaide)氏とスティーブ・マリー(Steve Marie)氏だった。

「ベネット氏と副審は、後半ロスタイム3分のガーナの完璧なゴールを無効にした。映像で見ればわかる通り、完璧なゴールだった。それゆえGFAは、FIFAに再試合の可能性を検討するよう依頼した。これは正義を公平に果たすためのものだ」 (c)AFP