【10月8日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2017)は7日、第6節が行われ、優勝を飾ったニュージーランドは敵地で25-24と南アフリカに辛勝した。

 主導権が何度も移り変わる中、後半29分にニュージーランドはダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)が見事なトライを決めて8点のリードを奪った。

 それでも、ダミアン・デ・アレンデ(Damian de Allende)が退場となり14人となった南アフリカは逆襲をみせ、マルコム・マークス(Malcolm Marx)のトライ、そしてエルトン・ヤンチース(Elton Jantjies)のコンバージョンで1点差まで迫った。

 先月、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)に0-57と126年の歴史の中で最悪の黒星を喫していたスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)だったが、この日は奮起してみせた。

 先週のアルゼンチン戦で今季のタイトルを獲得していたニュージーランドは、今大会6戦全勝とし、勝ち点を28に伸ばしている。

 同日行われた試合では、37-20でアルゼンチンを下したオーストラリアが2勝2分け2敗で勝ち点を15とし、2位に浮上した。南アフリカは同14で3位、アルゼンチンは同0で最下位に終わった。(c)AFP