【10月8日 AFP】8日に行われた17F1第16戦日本GP(Japan Grand Prix 2017)決勝で、フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)がエンジンのトラブルによりわずか4周でリタイアを強いられた。

 レースは年間首位に立つメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がポールトゥウィンを飾ったため、ベッテルが年間王者の座を奪還することは絶望的になった。

 年間首位に立つハミルトンと同じ最前列に入ったベッテルだが、グリッド上でメカニックが点火プラグの問題を修正しなくてはならず、ベッテル本人もスタート直後からマシンのパワー不足を訴えていた。

 レース前の段階でも、ハミルトンとベッテルの差は5レースを残して34ポイントあったが、ハミルトンが日本GPを制したため、最大で獲得できるポイントがわずか100点しか残されていない中で、両者の差は59ポイントに広がった。(c)AFP