【10月8日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2017)の男子シングルス4強に入ったグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)が7日、大気汚染で悪名高い北京(Beijing)での「不快」な日々を送る中で頭痛とせきに苦しんだと明かした。

 26歳のディミトロフはこの日、フルセットの戦いの末に準決勝で世界ランク1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れたが、試合の行われた屋外のハードコートはスモッグに覆われていたようだった。

 試合後、そういったコンディションの中でプレーし、自身の健康に不安を抱いたかと問われると「欧州からやってくるとかなりきついと思う。特に最初の3日間は。とはいえ、だからってそれについて自分に何ができるのかということさ。考えたってできることは限られている」と応じた。

「最初の3日間は、誰にとってもかなり不快だと思う。少し頭痛があって、せきも少し出た。1戦目の第1セットは検査のような感じだった。自分がどこにいるのかを確かめるようなね」 (c)AFP