【10月3日 AFP】アジア最大のIT・家電総合見本市「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン、Combined Exhibition of Advanced Technologies)2017」開幕を翌日に控えた2日、千葉県の幕張メッセ(Makuhari Messe)の会場でマスコミ向けの内覧会が行われた。

 内覧会では、オムロン(Omron)が開発した4代目卓球ロボットの「フォルフェウス(FORPHEUS)」が披露され、五輪メダリストの水谷隼(Jun Mizutani)選手とのデモンストレーションも行われた。フォルフェウスの機能や人工知能(AI)技術の向上に取り組んだ技術者らは、水谷選手のスマッシュを打ち返すことに期待を寄せた。

 会場ではその他、ベンチャー企業「FunLife」がプロの体操選手やバレエダンサーの動きを映し出す鏡のようなモニターを展示。代表取締役の田巻富士夫(Fujio Tamaki)氏が、プロの体操選手やバレエダンサーの動きをストリーミングするモニターの前で実演を披露した。このように拡張現実(AR)技術を使ってプロの動きとの比較を行うことで、正しい技術を身に着けることができるのだという。見本市の開催は6日まで。(c)AFP