【10月2日 AFP】男子ゴルフの対抗戦、第12回プレジデンツ・カップ(2017 The Presidents Cup)で米国選抜の主将を務めたスティーブ・ストリッカー(Steve Stricker)が1日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領から優勝トロフィーを受け取った瞬間は「感動的だった」と話した。

 米ニュージャージー(New Jersey)州ジャージーシティー(Jersey City)のリバティ・ナショナル・ゴルフクラブ(Liberty National Golf Club)で行われた2年に1度の同大会では、米国選抜が世界選抜を圧倒し、7大会連続10度目の優勝を飾った。

 表彰式でトランプ大統領からトロフィーを手渡されたストリッカーは、「ものすごく感動的だと思った」「彼(トランプ大統領)と一緒にいられたのは、素晴らしい機会だったと思う」とコメントした。

 トランプ大統領は現在、人種差別への関心を喚起するため国歌演奏時に抗議活動を続ける米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手らを激しく非難し、先日からスポーツ界で物議を醸している。

 事態を受けたストリッカーは今大会前、米国選抜の選手と今回の問題について議論する場を設け、先月28日の開幕時に抗議活動を行うことはしないと表明していた。(c)AFP