【9月28日 AFP】今年4月に腰の手術を受けた男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が27日、自身は競技復帰を強く望んでいるとしながらも、「将来のことはわからない」と語った。

 メジャー通算14勝を誇るウッズは、今週開幕の第12回プレジデンツ・カップ(2017 The Presidents Cup)で米国選抜の副主将を務めることになっているが、「ここに来られるかもわからなかった。カートにも乗れない状態だったからね。揺れがあまりにも痛むから」とし、自身の役割を果たす自信はあまりなかったと明かした。

 先週には医師からクラブを振ることにゴーサインが出たと話していた41歳のウッズは、この日の記者会見でもリハビリや将来について多くの質問を受け、「痛みは完全になくなった。その点は本当にうれしい」とコメント。

 それでも、競技復帰を目指す段階さえ程遠いというウッズは「まずは大事なことからやっていく」、「健康状態を整え、痛みを確実に消し去りたい。そのうえで、医師が何と言うか聞きたい」と続けた。

「今もトレーニングはしているし、体はより強くなっている。でも、ゴルフに関係することは何一つとしてできていないから、ゴルフで使う筋肉がなくなってしまっているのは間違いない」 (c)AFP/Rebecca BRYAN