【9月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は26日、グループリーグ第2節が各地で行われ、グループFのマンチェスター・シティ(Manchester City)は2-0でシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)に勝利し、好調を維持した。

 シティは後半4分、ダビド・シルバ(David Silva)のドリブル突破からパスを受けたケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)がミドルシュートを放つと、これが見事にゴール右上隅に決まって先制に成功した。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の新たなチーム作りが本格化する中で、得点を量産している今季のシティだが、デ・ブルイネはこれが今季初得点。それでも待った甲斐のある質の高いゴールだった。

 シティはその後、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)がPKを失敗する場面があったものの、後半44分にベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)の折り返しをエリア内に走り込んだラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が流し込み、途中出場の2人がエースのミスを帳消しにした。

 グアルディオラ監督は「前半は少しうまくいかなくて、パスがつながらなかったが、後半はとても良くなった。きょうは選手をたたえたい。1-0の状況でもチームは落ち着いていた」と話した。

 アグエロはPKを決めていれば、チームのリードを広げるだけでなく、1930年代にエリック・ブルック(Eric Brook)が作ったクラブの最多得点記録177得点に並ぶことができたが、記録達成はお預けとなった。後半26分にリロイ・ザネ(Leroy Sane)が倒されて得たPKに臨んだが、コースが甘く、GKアンドリー・ピャトフ(Andriy Pyatov)にセーブされた。

 グループのもう1試合では、ナポリ(SSC Napoli)は3-1でフェイエノールト(Feyenoord)に快勝。ナポリがグループ初勝利を挙げた一方で、運にも見放されたオランダ王者のフェイエノールトは2連敗となっている。

 ナポリはロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)、ドリース・メルテンス(Dries Mertens)、ホセ・マリア・カジェホン(Jose Maria Callejon)の3トップがゴールを記録すると、守護神ホセ・マヌエル・レイナ(Jose Manuel Reina)は後半にPKを止め、相手の反撃を終了間際に喫したソフィアン・アムラバト(Sofyan Amrabat)の1点に抑えた。(c)AFP/Ian WHITTELL