【9月25日 AFP】バドミントン、ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン（DAIHATSU YONEX JAPAN OPEN 2017）は24日、各種目の決勝が行われ、男子シングルスでは、大会第3シードのヴィクター・アクセルセン（Viktor Axelsen、デンマーク）が21-14、19-21、21-14で第5シードのリー・チョンウェイ（Chong Wei Lee、マレーシア）を退け、大会初優勝を飾った。

　先月の第23回世界バドミントン選手権大会（2017 TOTAL BWF World Championships）決勝では2度の五輪金メダルを誇る林丹（Dan Lin、リン・ダン、中国）を撃破したアクセルセンは、大会6度制覇の実績を持つリーに僅差で第2ゲームを奪われたものの、最終ゲームで見事なパフォーマンスを見せた。

　女子シングルスは、第5シードでリオデジャネイロ五輪金メダリストのキャロリーナ・マリン（Carolina Marin、スペイン）が23-21、21-12で第6シードの何冰嬌（Bingjiao He、ヘ・ビンジャオ、中国）を下した。

　女子ダブルスでは第1シードの松友美佐紀（Misaki Matsutomo）/高橋礼華（Ayaka Takahashi）組が優勝を飾り、日本のファンを喜ばせた。

　リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した松友/高橋組は、韓国の金荷娜（Ha-Na Kim、キム・ハナ）/孔熙容（Hee-Yong Kong、コン・ヒヨン）組を23-18、21-16で退けた。

　一方で男子ダブルスでは、井上拓斗（Takuto Inoue）/金子祐樹（Yuki Kaneko）が12-21、15-21でインドネシアの第3シード、マーカス・フェルナルディ・ギデオン（Marcus Fernaldi Gideon）/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ（Kevin Sanjaya Sukamuljo）組に屈し、さらに混合ダブルスでも保木卓朗（Takuro Hoki）/廣田彩花（Sayaka Hirota）組が中国の王懿律（Yilyu Wang）/黄東萍（Dongping Huang）に13-21、8-21と完敗を喫した。(c)AFP