【9月24日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が、複数の選手とのトレードでオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に移籍することが米メディアの報道で明らかになった。

 ニックスはデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)で8シーズン過ごしたあと、2011年からチームに在籍するアンソニーを放出し、サンダーからイネス・カンター(Enes Kanter)、ダグ・マクダーモット(Doug McDermott)、2018年のドラフト2巡目指名権を獲得する。

 ニックスとの契約を2年残しているアンソニーは、新シーズン開幕までに自身のトレードを望んでいたと伝えられており、当初はヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)移籍がうわさされていたが、クラブ間での交渉がまとまらなかった。

 今回の移籍が成立すれば、アンソニーはサンダーでラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)、ポール・ジョージ(Paul George)とチームメートになる。米スポーツ専門チャンネルESPNによると、アンソニーのトレードは25日に正式発表されるとしている。

 現在33歳のアンソニーは、米国代表として夏季五輪に4回出場し、2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪、2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダル輝いた。(c)AFP