【9月23日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2017)プレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2017)は22日、米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club)で2日目が行われ、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)とウェブ・シンプソン(Webb Simpson)の米国勢と、イングランドのポール・ケーシー(Paul Casey)が通算7アンダーで首位に並んだ。

 第99回全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)を含め今季5勝を記録しているトーマスは、パー5の18番で231ヤードのアプローチショットをピンそば6フィート(約180センチ)に寄せてイーグルを奪うなど、スコアを4ストローク伸ばした。2016年大会では6位タイに終わっている同選手は、今大会で優勝すればフェデックス・カップのボーナス賞金1000万ドル(約11億円)を獲得することができる。

 一方、2位タイグループで2日目に臨んだシンプソンとケーシーは、ともに「67」でまとめた。ケーシーは12番と13番の連続ボギーでつまずいたものの、そこから立て直して16番でバーディーを奪い、上がり2ホールでパーセーブに成功。2012年の全米オープン選手権(2012 US Open Championship)を制しているシンプソンも、13番でドライバーをミスしてダブルボギーをたたいたが、残りの5ホールをパーで締めくくった。

 通算6アンダーの4位タイグループには、米国のパトリック・リード(Patrick Reed)とゲーリー・ウッドランド(Gary Woodland)のほか、イングランドのジャスティン・ローズ(Justin Rose)とスペインのジョン・ラーム(Jon Rahm)が並んだ。

 通算5アンダーの8位タイには、今年の全米オープン選手権を制したブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)を筆頭に、ルーキーのザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)とジェイソン・ダフナー(Jason Dufner)の米国勢が並んでいる。

 ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)は1番でボギーをたたくなど4バーディー、4ボギーでイーブンパーとスコアを伸ばせず、15位タイに順位を落としている。(c)AFP