【9月23日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は22日、今年の男子世界最優秀選手の最終候補を発表し、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)とともに名を連ねた。

 ブラジル代表のスーパースターで現在25歳のネイマールは、昨季のバルセロナでスペイン国王杯(Copa del Rey 2016-17)制覇を果たした後、史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約288億円)でPSGに加入した。

 一方、圧倒的な大本命として賞の獲得が期待されている32歳のロナウドは昨季、レアルのリーグ優勝をはじめ、ここ4年シーズンで3度目の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を達成。昨年は同大会のタイトルに加えて、ポルトガル代表として欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)を制覇して同賞に選出されている。

 ロナウドはまた、2008年のFIFA年間最優秀選手賞(FIFA World Player of the Year)と通算4回のバロンドール(Ballon d'Or)に輝いた実績を持つ。

 アルゼンチン代表で現在30歳のメッシは昨季、バルセロナで合計54得点を記録して国王杯とスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2017)制覇に貢献。史上最多となる通算5回のバロンドール受賞を誇る同選手は、今季も開幕から絶好調を維持しており、公式戦8試合で計12得点を記録している。

 来月23日に英ロンドン・パラディウムシアター(London Palladium Theatre)で行われる年間表彰式で発表される同賞は、代表チームの主将と監督、そしてメディア代表者とファンが選ぶことになっており、投票は今月初旬に締め切られた。(c)AFP