【9月23日 AFP】バドミントン、ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(DAIHATSU YONEX JAPAN OPEN 2017)は22日、女子シングルス準々決勝が行われ、第23回世界バドミントン選手権大会(2017 TOTAL BWF World Championships)女王の奥原希望(Nozomi Okuhara)が21-16、23-21で大会第8シードのツァン・ベイウェン(Beiwen Zhang、米国)に勝利し、準決勝へ駒を進めた。

 2015年大会に続く母国での優勝を目指している奥原は、前日の4回戦で世界選手権の決勝と同じくインドのプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu)を破っており、この日も地元ファンを喜ばせた。

 しかし、その他の日本勢では2013年大会覇者で第2シードの山口茜(Akane Yamaguchi)が18-21、15-21で第5シードのキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)に屈するという残念な結果となっている。

 一方、男子シングルスの準々決勝では、世界ランク1位の孫完虎(Wan Ho Son、ソン・ワンホ、韓国)が五輪で2度の優勝を誇る第7シードの林丹(Dan Lin、リン・ダン、中国)を21-15、21-15でねじ伏せた。林との激闘を制した孫は、準決勝で第3シードのヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)と激突する。

 先月英グラスゴー(Glasgow)で開催された世界選手権で林を破り王者となったアクセルセンは、21-17、21-17で第8シードのスリカンス・キダンビ(Srikanth Kidambi、インド)を退けた。

 前回覇者のリー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)は、台湾の期待の星で第4シードの周天成(Tien Chen Chou、チョウ・ティエンチェン)に21-11、15-21、21-19で辛勝した。(c)AFP