【9月21日 AFP】中国のシェア自転車大手「モバイク(Mobike)」が20日、米首都ワシントン(Washington D.C.)でサービスを開始した。カリフォルニア(California)州の同業「ライムバイクス(LimeBikes)」も同日から首都に展開。さらに今月中にもう1社、カリフォルニアのベンチャー「スピン(Spin)」も参入を予定している。

 GPS(全地球測位システム)が搭載された自転車をスマートフォンの専用アプリで検索・開錠して利用するシェア自転車サービスは、中国で爆発的な成功を収めた手法。ワシントン市内には、モバイクとライムバイクスが合わせて数百台を設置した。料金は30分当たり1ドル(約110円)で、事実上どこでも乗り捨てられる。ライムバイクスによると学生の利用料金は半額だという。

 ワシントンではこれまで従来型のレンタル自転車サービス「キャピタル・バイクシェア(Capital Bikeshare)」が展開し、市内440か所のサイクルポートで自転車を借りることができたが、料金は30分当たり2ドル(約220円)からだった。(c)AFP/Rob Lever