【9月21日 AFP】17-18イタリア・セリエAは20日、第5節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はフィオレンティーナ(Fiorentina)を1-0で、ナポリ(SSC Napoli)はラツィオ(SS Lazio)を4-1で下し、ともに開幕5連勝を飾った。

 ユベントスはマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)の決勝点によりホームでフィオレンティーナに勝利し、ナポリは敵地ローマ(Roma)で1点のビハインドから4点を奪った。

 ユベントスとナポリは無傷の5連勝で勝ち点を15に伸ばし、19日にボローニャ(Bologna FC)と1-1で引き分けた3位インテル(Inter Milan)に2ポイント差をつけた。

 激しい内容となった前半を0-0で折り返したユベントスは、後半7分にフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)のクロスにマンジュキッチがダイビングヘッドで合わせて均衡を破った。その後ミラン・バデリ(Milan Badelj)が退場し10人となったフィオレンティーナに追いつく力は残されていなかった。

 次節トリノ(Torino FC)とのダービーを控えるユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、「こういった試合は勝利には苦労がつきものだということを教えてくれる。1-0というのは素晴らしい結果だ」とコメントしてる。

「インテルやACミラン(AC Milan)、ASローマ(AS Roma)と同様にナポリはライバルだ。われわれは落ち着いて一歩一歩進んでいかなければならない。ダービーは良い試合になるだろう。休養日が数日ある」

 一方、前半ステファン・デ・フライ(Stefan de Vrij)に得点され1点ビハインドで前半を折り返したナポリだったが、ドリース・メルテンス(Dries Mertens)のスーパーゴールを含め後半の5分間に3点を奪い、一気に逆転した。

 また、2本のPKにより昇格組のSPALに2-0で勝利したミランは4位に浮上し、苦しみながらもウディネーゼ(Udinese)に3-2で勝利したトリノが5位につけている。(c)AFP/Emmeline MOORE