【9月21日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第5節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は香川真司(Shinji Kagawa)が今季初ゴールをマークするなどハンブルガーSV(Hamburger SV)に3-0で勝利し、首位の座を守った。

 前半24分に香川のゴールで先制したドルトムントは、その後もクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)やアンドリー・ヤルモレンコ(Andrey Yarmolenko)がチャンスを迎えたが、前半のうちに追加点を奪うことはできなかった。

 後半18分にカウンターから抜け出したヤルモレンコから最後はピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が今季5点目を決めてリードを奪ったドルトムントは、同34分にはプリシッチが駄目押しとなる3点目を奪った。

 ドルトムントのピーター・ボス(Peter Bosz)監督は独スカイ・スポーツ・ニュース(Sky Sports News Germany)に対し、「きょうは簡単な試合ではなかった。ハンブルガーがプレッシャーをかけてきたからだ。素晴らしいチームだけがこういった試合に勝つことができる。われわれは勝利に値した」とコメントしている。

 第5節を終えていまだ無失点のドルトムントは、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と勝ち点1差で首位に立っている。

 前節を終えて2位につけていたハノーバー96(Hanover 96)は、敵地でSCフライブルク(SC Freiburg)と1-1で引き分けて4位に後退した。

 無敗をキープしている昇格組のハノーバーは、後半21分にマルティン・ハルニク(Martin Harnik)のゴールで先制したが、38分にニルス・ペテルセン(Nils Petersen)に同点とされて勝ち点1の獲得にとどまった。

 武藤嘉紀(Yoshinori Muto)のゴールなどでマインツ05(Mainz 05)に2点を先制された1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)は、その後3点を返して3-2で逆転勝利を収め、3位に浮上している。(c)AFP/Kit HOLDEN