【9月21日 AFP】ボクシングのミドル級元世界チャンピオンで、伝記映画『レイジング・ブル(Raging Bull)』でその壮絶な人生が描かれたジェイク・ラモッタ(Jake LaMotta)さんが19日、死去した。95歳。娘のクリスティ(Christi LaMotta)さんがフェイスブック(Facebook)で発表した。

 ラモッタさんはボクシングの黄金時代とされる1950年代の伝説的ボクサー。ライバルのシュガー・レイ・ロビンソン(Sugar Ray Robinson)と6回にわたり激しい闘いを繰り広げたことで知られている。

 ラモッタさんの7番目の妻、デニース・ベイカー(Denise Baker)さんが芸能サイト「TMZ.com」に語ったところによると、ラモッタさんは肺炎の合併症により老人ホームで息を引き取った。

 1980年公開の『レイジング・ブル』でラモッタさんを演じ、アカデミー賞(Academy Awards)の主演男優賞に輝いたロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)さんは「チャンプ(チャンピオンの略)、冥福を祈る」との追悼メッセージを発表した。(c)AFP