【9月20日 AFP】(更新、写真追加)メキシコ中部で発生したマグニチュード(M)7.1の大地震で、首都メキシコ市(Mexico City)の小学校が倒壊し、少なくとも児童21人が死亡した。また当局は今回の死者が216人に達したと発表した。

 倒壊したのはメキシコ市南部のエンリケ・レブサメン(Enrique Rebsamen)小学校。メキシコ教育省のハビエル・トレビノ(Javier Trevino)事務次官は地元テレビ局テレビサ(Televisa)に対し、「25人が死亡したとの報告が寄せられた。うち21人が子どもで、4人が大人だった」と述べた。

 校舎は3階建てで、児童と教師が内部に取り残されている。

 現場に駆け付けたエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領は、死者数が増える恐れがあると警告。報道陣に対し、「子ども30人、大人8人が行方不明となっている。救助活動を進めている」と述べた。(c)AFP