【9月22日 CNS】中国の無人補給機「天舟1号(Tianzhou-1)」が16日午後8時17分、宇宙実験室「天宮2号(Tiangong-2)」への軌道上でのロケットエンジン推進剤の3度目の補給実験に成功し、関連技術の成果を更に固めた。

 今回は最後の補給実験で、「天舟1号」の推進剤使用量と「天宮2号」の今後の任務に基づき、タンク1つ分のみを補給する計画を実行、250キログラムの推進剤を補給した。

 実験期間中、フローティングコネクタの結合、配管の検査、燃料タンク補給、酸化剤タンク補給、フローティングコネクタの分離や状態回復などの作業を行い、一連の実験作業は約3日間を要した。

 「天舟1号」は2017年4月20日に打ち上げられて以来5か月近くにわたり、安定した運行を続けている。プログラムに従って宇宙科学実験や応用技術試験などの任務も順調に進めている。(c)CNS/JCM/AFPBB News