【9月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の守護神で主将のマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)が19日、再び骨折した左足を手術し、来年1月まで戦線離脱する見込みとなった。

 4月に同じ箇所を骨折し、8月末に復帰したばかりだった31歳のノイアーは、ツイッター(Twitter)に「動揺と手術を乗り切った。たくさんのお見舞いの言葉をありがとう」と書き込み、病院のベッドで左足にギプスをはめている自分の写真を投稿した。

 バイエルンが19日に行われるシャルケ04(Schalke04)とのリーグ戦を控える中、ノイアーは前日の練習中に新たに負傷していた。

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は「マヌエル・ノイアーが新たに負傷したということで、彼のことを非常に気の毒に思っている。手術は無事に終わっており、今はそれが一番重要だ。マヌエルは再びわれわれの元に戻ってくるだろう。1月に、今までと同じように」と語っている。

 ノイアーは3月につま先の負傷、4月には骨折で手術を受けており、この6か月で3度左足の手術を受けている。

 この新たな負傷は、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)を9か月後に控える中でドイツ代表主将のノイアーに対する心配をかき立てている。ノイアーの直近最後の代表戦は、2016年10月のW杯欧州予選となっている。

 ドイツは、ノイアーが欠場となる10月5日の北アイルランドとの一戦で引き分ければ本大会出場が決まる。代役としてゴールマウスに立つのは、コンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)でもプレーしたFCバルセロナ(FC Barcelona)のマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)になると見込まれている。

 ドイツ代表指揮官のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は「マヌエルのことは気の毒だ。彼にとってはもちろん後退だ。彼は個性、規律、そして意思を持っている。手を尽くしてこれまで同じようにたくましく戻ってくるだろう」とコメントしている。

 バイエルンでは、スヴェン・ウルライヒ(Sven Ulreich)がノイアーの代役を務めることになり、同日行われたシャルケ戦に出場している。(c)AFP