【9月20日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のケビン・デュラント(Kevin Durant)が19日、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)退団をめぐるツイッター(Twitter)上でのファンとのやり取りを謝罪した。デュラントは、自身の言葉が「子供じみて」いて「愚か」だったとしている。

 デュラントはツイッターでファンからなぜサンダーを退団したのかと聞かれ「彼はビリー・ドノバン(Billy Donovan)の組織でプレーしたくなかったんだ。メンバーがダメで、彼とラス(ラッセル・ウェストブルック〈Russell Westbrook〉)の2人しかいなかった」と返し、前所属チームのヘッドコーチ(HC)とチームメートの名前を引き合いに出していた。

 その際、デュラントは「彼」と三人称を使い、自身の公式アカウントからリプライを返していた。米メディアの報道によると、デュラント本人は別のアカウントでコメントしたつもりだったとしている。

 この日、サンフランシスコでIT情報サイト「テッククランチ(TechCrunch)」のイベントに出席したデュラントは、こうした失態の責任を取り、投稿を後悔していると話しながらも、ツイッターでのファンとの交流は続けると断言した。

「ツイッターを使っているのはファンとつながりたいから。今回はそれが少し行き過ぎた。僕はバスケが大好きだし、バスケ関連の話題になると、たまにそうなってしまうんだ。ただ、ツイッターで誰かにコメントを返したり、ファンと話したりしたことは後悔していないが、元HCや前のチームの名前を使ったことは確かに後悔している。ああいう言葉は子供みたいだったし、愚かだった。申し訳ない」

 ファンとの交流は続けると話したデュラントだが、ソーシャルメディアを使う頻度は下げるつもりのようだ。

「ファンとの交流をやめるつもりはない。すごく楽しいし、みんながつながるには良い方法だと思う。だけど当面は少し使うのを抑えて、まずはバスケットボールに集中する。このことはこれで終わりにしたい。きのうはつらかったよ」(c)AFP