【9月24日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2017)は24日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が6-0、7-5でアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)を下し、大会連覇を飾った。

 快晴の空の下、試合時間わずか75分でパフリュチェンコワを退けた元世界ランキング1位のウォズニアッキは、東京で自身3度目の栄冠に輝くと同時に、今季ツアー決勝での連敗を6で止めた。

 世界ランキング6位のウォズニアッキは第1セット、序盤から勢いに乗れないパフリュチェンコワを相手にウイナーを次々と放ち、わずか22分でこのセットを先取。第2セットに入ってようやく調子が出てきたパフリュチェンコワは第10ゲームでマッチポイントを1本しのいだが、最後は3度目のチャンスでウォズニアッキに仕留められた。

 昨年10月に行われた香港オープン(Prudential Hong Kong Tennis Open 2016)以来となるツアータイトル(通算26個目)を獲得したウォズニアッキは試合後、「今年7回目の決勝だったが、しばらく時間がかかったことでどんどん難しくなっていった」と振り返った上で、「ここでは過去にも優勝してきたし、素晴らしい思い出があった。集中力を保ち、攻撃的なテニスを貫けて満足している」と語った。(c)AFP