【9月19日 AFP】オーストラリアサッカー連盟(FFA)は19日、シリアとの2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア・プレーオフへ向けた予備登録メンバー30人を発表し、けがで最終予選2試合を欠場した主将のマイル・ジェディナク(Mile Jedinak)らが名を連ねた。

 イングランド・チャンピオンシップ(2部)のアストン・ビラ(Aston Villa)で活躍するジェディナクは、鼠径部(そけいぶ)の故障で先日の日本戦とタイ戦を欠場。サッカルーズ(Socceroos、オーストラリア代表の愛称)は得失点差でサウジアラビアに及ばず、W杯の自動出場権を逃していた。

 プレーオフでシリアと激突するオーストラリア代表は、来月5日にマレーシアで第1戦、同10日にホームのシドニー(Sydney)で第2戦を戦う。そして勝者は翌11月、北中米カリブ海予選4位の国とホームアンドアウェー方式で行われる大陸間プレーオフに回る。

 この日は、日本戦とタイ戦に向けて選ばれた23人のうち22人が引き続き選出され、新たに欧州組のジェディナク、アジズ・ベヒッチ(Aziz Behich)、マーク・ビリギッティ(Mark Birighitti)、クレイグ・グッドウィン(Craig Goodwin)、ジェームス・ジェゴ(James Jeggo)、ニキタ・ルカビチャ(Nikita Rukavytsya)が名を連ねた。

 また、韓国・Kリーグの水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings)に所属するマシュー・ジョルマン(Matthew Jurman)、オーストラリア・Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(Western Sydney Wanderers)でプレーするジョシュ・リズドン(Josh Risdon)の名前も挙がった。