【9月20日 CNS】新浪微博(Sina Weibo)は、『微博アカウント実名推進の公告』をコミュニティ管理サイトで発表した。関連する法律の求めにより、微博は2017年9月15日までに実名制を導入したメカニズムを完成させるとしており、2011年以前にアカウントを登録したユーザーを含むすべての新浪微博ユーザーは、同日までに実名制検証を済ませておかないと、今後発言やコメントができなくなる。

 2011年に『北京市微博ユーザー管理規定』が適用されて以降、新浪微博は新しくアカウントを申請するユーザーに対して実名の検証を求めてきたが、それ以前から登録しているユーザーにはあまり浸透していなかった。

『公告』について、ユーザーの意見はおおむね実名制を支持。「実名ではないユーザーは発言ができなくなる、やっと微博も静かになる」「正々堂々としていれば何も怖いはずはない」「もっと早く導入すべきだった。「『ネット弁慶』もディスプレイの後ろに隠れて、のうのうとしてはいられなくなった」などのコメントが並んだ。しかし「微博の実名制は構わないけど、個人情報はきちんと保護してほしい」などと懸念を示すユーザーもいた。(c)CNS/JCM/AFPBB News