【9月19日 AFP】フランス・パリ(Paris)の観光名所エッフェル塔(Eiffel Tower)で18日、防弾ガラス製のフェンスを設置する工事が始まった。パリ市当局が発表した。

 同市観光当局によるとフェンスはエッフェル塔の庭園部分の周囲に設置され、工事費用は約3000万ユーロ(約40億円)で工期は9か月。

 パリでは過去2年の間に襲撃事件が相次ぎ、計200人以上が死亡している。毎年600万~700万人が訪れるエッフェル塔はすでに警察が常時パトロールしているが、パリ市議会は今年3月、「著しく高いテロリストの脅威」を理由にセキュリティー強化を全会一致で承認していた。(c)AFP