【9月17日 AFP】女子ゴルフ、米国ツアーメジャー最終戦のエビアン選手権(The Evian Championship 2017)は16日、仏エビアン・レ・バン(Evian-les-Bains)のエビアンリゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club)で第2ラウンドが行われ、タイのモリヤ・ジュタヌガーン(Moriya Jutanugarn)が通算9アンダーで1打差単独首位に浮上した。

 荒天により短縮された大会2ラウンド目で5バーディーを記録して「68」のスコアを残したジュタヌガーンは、妹のアリヤ・ジュタヌガーン(Ariya Jutanugarn、タイ)に続くメジャータイトル獲得に向けて好位置につけた。

 アリヤは昨年、全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2016)を制覇している。

 モリヤは2013年に新人賞を獲得したものの、これまでにツアー制覇の経験はない。

 雨で初日のラウンドが無効となり大会が54ホールに短縮される中、モリヤは単独2位の上原彩子(Ayako Uehara)に1打差をつけて最終日に臨む。

 日本ツアーで3勝を挙げている上原は7バーディーを奪ってスコア「66」で通算8アンダーとし、優勝争いに名乗りを上げた。33歳の上原は「今日は良いプレーができたので、これを続けられるようにしたい」と語っている。

 こちらも単独3位には、さらに1打差の通算7アンダーでキャサリン・カーク(Katherine Kirk、オーストラリア)が続いている。

 首位と3打差、通算6アンダーの4位タイには元世界ランク1位のリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)、現全英覇者の金寅敬(In-Kyung Kim、キム・インキョン、韓国)と全米女子オープン(US Women's Open Championship 2017)覇者の朴城炫(Sung-Hyun Park、パク・ソンヒョン、韓国)の強力な3人が並んでいる。

 今大会が現役祭の試合となる宮里藍(Ai Miyazato)はスコアを2ストローク落とし、通算1アンダーで27位タイとなっている。(c)AFP/Elspeth Burnside