【9月16日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)は15日、ワールドグループ準決勝が各地で行われ、フランスとセルビアは1勝1敗で初日を終えた。

 セルビアは、世界ランキング80位のドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic)が同22位のリュカ・プイユ(Lucas Pouille)を6-1、3-6、7-6(9-7)、7-6(7-5)で下し、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の欠場を感じさせない出足をみせた。

 手首の負傷で来季まで休養しているジョコビッチに加え、ヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic)、ヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)という主力3人を欠く中で、ネナッド・ジモンイッチ(Nenad Zimonjic)監督は「これこそがデビス杯なんだ」とコメントしている。

 しかしながら、9度の大会制覇を誇るフランスは、第2試合でジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)がデ杯デビューとなった世界95位のラスロ・ジェレ(Laslo Djere)を7-6(7-2)、6-3、6-3で退け、戦績をタイに戻している。

 フランスのヤニック・ノア(Yannick Noah)監督は、自身の仕事ぶりを戒めている。

「監督としては素晴らしい試合ができなかった。少し緊張もあって、その緊張がリュカに伝わったのだと思う。次戦では意思疎通の面を改善しなければならない」 (c)AFP