【9月15日 AFP】米インターネット大手グーグル(Google)元職員の女性3人が14日、同じ業務をしているにもかかわらず男性職員よりも低い給与しか支払われていなかったとして、米カリフォルニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)の裁判所に同社を提訴した。

 訴状で原告側は、同州内のグーグルの事業所で「女性職員に対する差別的な給与・昇進体系がまん延している」と主張。弁護団は同社がカリフォルニア州の同一賃金法などに違反していると指摘し、現役職員や元職員が訴訟に加われるよう集団訴訟の認証を求めている。

 一方、グーグルの広報担当者は「職員全員に成功するチャンスが与えられるような職場づくりにしっかり取り組んでいる」と述べ、原告側の主張を否定した。(c)AFP