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トランスジェンダーへの偏見と闘う、若きモデルの夢と苦悩

2017年9月14日 16:15 発信地:ニューヨーク/米国

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トランスジェンダーへの偏見と闘う、若きモデルの夢と苦悩
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米アラバマ州出身のトランスジェンダーモデル、ダスティ・ローズ(2017年9月5日撮影)。(c)AFP /ANGELA WEISS

【9月14日 AFP】ダスティ・ローズ(Dusty Rose)はモデルになるのに1年もの時間を費やした。幾度も壁にぶつかりながらもようやく、トランスジェンダー(性別越境者)に特化したモデル事務所の創設者、ペッシュ・ディー(Peche Di)の目に留まり幸運をつかんだのだ。

 19歳のトランスジェンダー女性であるローズは、保守的な米アラバマ州(Alabama)南部で生まれ育った。インスタグラム(Instagram)を通して、2015年に創立されたこの事務所を見つけたときは大喜びしたという。「『このような人たちに出会うことこそが、私がニューヨーク(New York)に来た理由だ!』と思った」。身長185センチのモデル志望者は、ジーンズとピンクのスニーカー、黒のタンクトップ姿で語った。

 今年2月にフランス版ヴォーグ(Vogue)の表紙を飾ったブラジルのヴァレンティナ・サンパイオ(Valentina Sampaio)や、ファッションウィークのランウェイを歩いたアンドレア・ペジック(Andreja Pejic)といった数人のトランスジェンダーモデルが成功を収めている一方で、多くは偏見の壁に直面し続けている。

 高校に在学中の15歳で性別移行を始めたダスティによると、トランスジェンダーの人々に寛大なニューヨークでもそれは問題なのだという。「母親と共にここへやって来た時、誰かが私に向かって『オカマ』と叫んだ。母が『なんてこと、ここはニューヨークよ。こんなことが起きるべきじゃない』と驚いていたが、『どこでも起きることよ』と私は答えた」


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