【9月14日 AFP】男子ゴルフのジェイソン・デイ(Jason Day)が13日、長年キャディーを務め、コーチでもあるコル・スワットン(Col Swatton)氏とのコンビを解消したと発表した。しかし、友人としての長い付き合いも終わったわけではないと話している。

 男子ゴルフではこのところキャディーを変更する選手が増えているが、デイもその1人となった。米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2017)プレーオフ第3戦のBMW選手権(BMW Championship 2017)開幕を翌日に控えたデイは、プロ転向後常にバッグを担いできたキャディーとたもとを分かつという決断に、スワットン氏は「少しショックを受けていた」と明かした。

 それでもデイは「残念ながら、うまくいかなくなってしまった。ここでは土台作りをしたい。いつかはやらなくてはならないことだった」と話している。

 デイは2015年終盤から2016年前半にかけて圧巻の成績を残し、自身初となるメジャー制覇を果たして世界ランキングも1位に上昇したが、2017年は振るわず、ランキングも9位まで下がっていた。

 デイは、コーチについては引き続きスワットン氏に依頼するものの、今週のキャディーは友人であるルーク・リアドン(Luke Reardon)氏が務めると話している。

 スワットン氏についてデイは「僕の世界から完全にいなくなるわけじゃない。できればこれからも、今までと同じように一緒に前へ進んでいきたい…お互い家族のように大切に思っている仲だから」と話した。

 男子ゴルフでは、6月にメジャー制覇5回の実績を持つフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)が、25年にわたってキャディーを務めた「ボーンズ」ことジム・マッケイ(Jim Mackay)氏との関係を解消。元世界ランキング1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy)も8月、長年の相棒であるJP・フィッツジェラルド(J.P. Fitzgerald)氏とたもとを分かっていた。(c)AFP