【9月14日 時事通信社】韓国統一省は14日、国連児童基金(ユニセフ)や世界食糧計画(WFP)を通じ、北朝鮮に800万ドル(約9億円)の人道支援を検討していると明らかにした。21日に開かれる政府の南北交流協力推進協議会で議論する。決定されれば、5月の文在寅政権誕生後、初の人道支援となる。

 国連安保理での北朝鮮制裁決議などを通じ、国際社会は一致して圧力を強めているだけに、足並みの乱れを指摘する声が上がりそうだ。

 統一省によると、児童や妊婦を対象とするワクチンや医薬品、栄養支援事業を念頭に、ユニセフには350万ドル、WFPには450万ドルの支援を検討している。ただ、同省当局者は「具体的な実施時期は、南北関係の状況を総合的に考慮して決める」と述べており、北朝鮮による追加挑発によっては中止の可能性もある。(c)時事通信社