【9月14日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のチェイス・キャリー(Chase Carey)最高経営責任者(CEO)が13日、マクラーレン(McLaren)との契約解消が目前と報じられているホンダ(Honda)は、長期的な視点でF1に参戦しているとの考えを示した。

 先日の第13戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2017)でホンダの上層部と面会したというキャリーCEOは、日本のエンジンメーカーは2015年の復帰以降は苦戦が続いているものの、F1での将来を楽しみにしている様子だったと話した。

 一方のマクラーレンは、信頼性や性能で劣るパワーユニットのホンダと決別し、ルノー(Renault)の供給を受ける方向で合意間近と広く伝えられている。

 トロ・ロッソ(Toro Rosso)にパワーユニットを提供することを望んでいるとされるホンダについてキャリーCEOは、「ホンダは非常に重要なパートナー」、「彼らとはモンツァ(Monza)で話し合いの場を持ったが、F1での将来を楽しみにしているようだった」と語った。

「ホンダを擁護するつもりはない。ただ一つ言えるのは、われわれの目には彼らが未来へ向けて全力で取り組んでいて、F1での将来に胸を躍らせているように映ったということだ」 (c)AFP