【9月14日 AFP】米大リーグ(MLB)、クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)は13日、ジェイ・ブルース(Jay Bruce)とロベルト・ペレス(Roberto Perez)の本塁打などでデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)を5-3で下し、チームの連勝をア・リーグ新記録となる21に伸ばした。

 前日の試合でタイガースに勝利し、2002年にオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)が打ち立てた20連勝に並んだホームのインディアンスは、この日の勝利でア・リーグ記録を更新するとともに、1935年にシカゴ・カブス(Chicago Cubs)がマークしたMLB史上2番目に長い21連勝に肩を並べた。

 1916年にニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants、現サンフランシスコ・ジャイアンツ<San Francisco Giants>)が達成した26連勝がMLB最長記録とされており、当時のジャイアンツは連勝の過程で引き分けを一つはさんでいたが、公式記録ではカウントされていない。

 8月23日から負けなしのインディアンスを率いるテリー・フランコナ(Terry Francona)監督は、選手にかかるプレッシャーを軽減するため、連勝については重要視してこなかったとしながらも「非常に特別だ」とした上で、「選手は楽しんでいるし、彼らはそうするにふさわしいよ」と喜んだ。(c)AFP