【9月14日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は13日、グループリーグ第1節が各地で行われ、グループFではマンチェスター・シティ(Manchester City)が4-0でオランダ王者のフェイエノールト(Feyenoord)に大勝した。DFのジョン・ストーンズ(John Stones)が2得点を決め、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるチームは絶好のスタートを切った。

 シティはストーンズがヘディングをねじ込んで試合開始2分で先制すると、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)とガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)のゴールで勝負を決定づけ、最後はイングランド代表CBが今度は力強いヘディングシュートで忘れられない1試合2ゴールを達成した。

 グアルディオラ監督は「最も重要で、何よりうれしいのは勝ち方だ。チームは低い位置でプレーせず、攻撃的に戦った。サイドを駆け上がる足があり、特に右サイドからチャンスを作った。快勝にふさわしい内容だった」と話した。

「ジョン・ストーンズについて、クオリティーに疑いはない。しかし、サッカー選手として成長の余地が残る部分は、本人も自覚している。競り合いに勝てるようにならなければいけない。それができれば特別なCBになれる」

 一方、フェイエノールトのジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(Giovanni van Bronckhorst)監督は完敗を認め、シティはチャンピオンズリーグを取れると思うかと問われると「ああ、そう思う」と答えた。

「前にも言ったが、シティはとても良いチームだ。クオリティーが高く、スピードのある選手も多い。タフなチームに必要なすべてを兼ね備えている。きょうのわれわれは、そういったチームに対する準備ができていなかった」

 グループのもう1試合では、ナポリ(SSC Napoli)がシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)に1-2でまさかの敗戦を喫し、シティにとっては少し複雑な状況になっている。(c)AFP/Jan HENNOP