【9月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は12日、グループリーグ第1節が各地で行われ、グループBのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)がゴールを決めるなど、10人のRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)に3-0で勝利し、グループリーグ初戦をものにした。

 序盤にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のPKで先制したバイエルンは、ティアゴのゴールで勝利をほぼ手中に収めると、終了間際にジョシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)が追加点を記録し、満員の本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で勝利した。

 それでも、アンデルレヒトのスベン・クムス(Sven Kums)が早々に退場処分を受け、数的有利の状況で約80分を戦いながらもバイエルンの試合内容は満足のいくものではなく、キミッヒは「優位をもっと生かさなくてはならなかった。アンデルレヒトに同点のチャンスも少し与えたし、本来は危ない場面を作られてはいけない。もっとやれたはずだ」とコメントした。

 アリエン・ロッベン(Arjen Robben)もより多くチャンスを仕留めるべきだったと同調し、「プレーのスピードが上がらなかったし、もう少し積極的にいく必要があった」と述べた。「観客は当然ゴールラッシュを期待していたし、もっとたくさんのゴールが必要だった。相手が1人退場になった時点で試合を終わらせなければいけなかった」

 バイエルンは2週間後にパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦を控えており、試合内容を改善する必要がある。PSGは同日の試合で、セルティック(Celtic)とのアウェーゲームに5-0で大勝しており、敵地パルク・デ・プランス(Parc de Princes)での一戦は、グループBの今後の展開を決める試合になるとみられる。(c)AFP