【9月10日 AFP】17-18フランス・リーグ1は9日、第5節の試合が行われ、ニース(OGC Nice)はマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が2得点の活躍をみせ、昨季からリーグ16連勝中の王者ASモナコ(AS Monaco)に4-0で大勝した。

 ニースは序盤のバロテッリのPKで先制すると、前半18分にはアラサン・プレア(Alassane Plea)が追加点。後半開始からしばらくはモナコに押されたが、バロテッリの2点目で突き放すと、最後は交代出場の10代イグナティウス・ガナゴ(Ignatius Ganago)が衝撃的なゴールラッシュを締めくくった。

 昨季リーグ3位に入りながら、今季は中断前のリーグ戦4試合で3敗を喫していたニースだが、この日は勢いのあるプレーを見せ、1年前のホームでの4-0の大勝を再現してみせた。ルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は「われわれにとって最高の試合になった。これで調子を取り戻せる」とコメントしている。

「プレアとバロテッリの二人は良かったが、まわりの選手も同じように良かった。マリオはプレッシングに加わる必要があるが、きょうはそれをやってくれた。明るい材料だが、同時に欠かせない仕事だ。そこさえできれば、得点能力の方はまったく心配していない」

 一方、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が移籍して最初の試合に臨んだモナコにとっては、まだ序盤戦ながらパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に勝ち点3差をつけられる手痛い一敗になった。

 レオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)監督は「選手を支えてやらないといけない。きょうは良くない一日だった。これだけやられたのは1年ぶりで、去年も場所はここだった。しかし直接対決の成績はまだ五分五分だし、去年もここで0-4で負けたが最後にはチャンピオンになった」と話した。(c)AFP/Jed COURT