【9月10日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは9日、第4節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は5-0で数的不利のリバプール(Liverpool FC)に大勝。リバプールはサディオ・マネ(Sadio Mane)が相手GKを蹴って退場処分となり、シティのエデルソン(Ederson Santana de Moraes)は担架で運び出された。

 セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のゴールでシティが先制して迎えた前半途中、リバプールのロングボールをクリアしようとしたエデルソンの顔面をマネの足が直撃。このプレーでマネはレッドカードを提示され、エデルソンは首を固定されて運び出された。

 シティはその後は、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)と途中出場のリロイ・ザネ(Leroy Sane)がそれぞれ2得点を記録し、リバプール戦では1937年3月以来となる5得点の大勝を収めている。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardola)監督は試合後、「11人対10人になったあとは少し楽になり、後半は思い通りのプレーができた。退場前はどちらに転ぶかわからなかった。あれがレッドカードだったかはわからない」とコメントした。

 一方、昨季の上位6チーム相手では2016年1月に本拠地でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に0-1で敗れたのを最後に負けがなかったリバプールだが、これで久しぶりに上位争いのライバルに黒星を喫している。

 アーセナル(Arsenal)から加入し、この日は後半からピッチに投入されたアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex-Oxlade-Chamberlain)にとっては、2試合続けての大敗となった。チェンバレンはアーセナルでの最後の試合となったリバプール戦でも0-4の大敗を味わっている。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は英スカイスポーツ(Sky Sports)で「11人対11人のときはやるべきことがすべてできていたが、あのレッドカードが試合全体の行方を決める判断になった。個人的にはレッドカードではないと思う。サディオはGKを見ていなかった。みなさんにも、ありのままを見てもらえればと思う」と話した。(c)AFP/Tom WILLIAMS